診療案内
痛み止め注射
肩、腰、膝のつらい痛みに…
注射は苦手・・・という方も多いですが、
治療やリハビリをしてもなかなか痛みがひかないという方は、治療の選択肢の一つとしてお考えください。
トリガーポイント注射
頑固で慢性的な「肩こり、首や腰の痛み」に、トリガーポイント注射
マッサージをしても温めても治らない、コリのような痛みは、「慢性痛」の可能性があります。
その慢性痛を和らげるのが、「トリガーポイント注射」です。
主に痛みの診療科「ペインクリニック(麻酔科)」で行われるものですが、天子田おぎそクリニックでも治療を行っております。
トリガーポイント注射とは
肩や背中、腰などのトリガーポイント(=痛みの中心にあるしこり)に注射します。
このトリガーポイント注射療法は、直接病気の原因を治療するものではありませんが、繰り返し注射することで痛みを緩和する効果が期待できます。
「注射=怖い・痛い」というイメージがあるかもしれませんが、この注射は普通の注射で使う針よりも細い針を使用し、注射の深さも1㎝程度と浅いので、ほとんどの患者さんは痛みを感じる間もなく治療が終わってしまいます。
また、個人差はありますが、1回目の注射で「痛みが半分くらいになった」とおっしゃる患者さんが多いようです。
痛みの改善が見られれば、その後は1週間に1回くらいのペースでトリガーポイント注射を行います。何度か注射するうちに、徐々につらい痛みが治まってくることも少なくありません。
肩こりや腰痛で辛い思いをしている方はトリガーポイント注射を検討してみてはいかがでしょうか。
ヒアルロン酸注射
「五十肩、膝の痛み」などの関節痛に、ヒアルロン酸注射
「ヒアルロン酸注射」というと、ほうれい線を消すための美容注射を思い浮かべるかもしれませんね。
それとは異なり、つらい四十肩、五十肩や膝の痛みを改善するために、ヒアルロン酸注射を行います。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸は、関節の内部を満たしている関節液の主成分です。関節の軟骨がすり減った上に、関節液内のヒアルロン酸が減ると、骨と骨の間の粘り気や弾力性が低下して、膝や肩の関節が痛みます。
トリガーポイント注射と同じく、直接病気の原因を治療するものではありませんが、関節液の主成分であるヒアルロン酸を、直接、関節に補充することで、痛みを緩和する効果が期待できます。
これまで、ヒアルロン酸注射は、1週間おきに5回注射して、その後は必要に応じて注射を追加するタイプしかありませんでしたが、2010年12月から、1週間おきに3回注射するだけで比較的長期間の効果が期待できるタイプが日本でも使えるようになっています。